夏休み(8,9月)の予定


今日で前期の研究室ゼミが終了しました。自分のことを思い返してみると、思考の甘い質問も多々しましたが、
全体的にはそれなりにいい議論ができたんじゃないかなぁと思いました。
ただ、ゼミのスタイルは少し改善したいなと感じました。
改善したいところはいくつかありますが、その一つに、どうしても現状下級生が奥して
発言できる環境にないことが挙げられます。今に始まったことじゃないですが、なんとかしたいなと。
これは後期までの宿題です。


私が企画したイベントもすべて終了したので、後期からは自分の研究関連に注力したいと思います。
そのためには、どう夏休みを過ごすかが鍵になります。
とりあえず昨日になりますが、同じ研究テーマの後輩学生2人を集めて、
「夏休みの過ごし方」に関して、ざっくばらんに意見を求め、話し合う場を持ちました。
その結果、夏休み中は各自研究を進めてもらうのはもちろんのこと、
私が思う、「卒論生・修論生にとって、この時期にあればよかったなと思うこと」を課すことにしました。


題して「リア充勉強会(直訳?すると、『リアルに充実した夏休みを送るために、たまには3人で集まって勉強しよう会』)」です。
お盆や各自の旅行期間は除いて、週1ペースでの開催を予定しております。



〔決めごと〕
・8,9月で3人の研究に欠かせない超重要論文数編(私が選定)を読み合わせる。
・まずは初回までに3人ごと目的(複数でも可)を書く。
・初回までに卒論・修論の序論(研究のタイトル・背景・目的)を書く(最後にもう一回書く)。
・会の進め方は反復復習形式をとる(2回1セット+夏休み最後にもう1回)。
・復習は基本新しく紙を印刷し直して復習する(1回目の書込を見返すかどうかは各自の自由)
・毎回の読み方として、図表(必ず最低2分は各図表に目を留める)を中心に自問自答・思考する努力をする。
・論文を読む過程で、各自が必要と思う知識の集約、論旨のまとめ等は各自に委ねるが本趣旨の範囲外
・当日は、図表の読みこみで疑問に思うこと、確認したいことを中心に発表・補足する
(知識の集約、論旨のまとめ等も確認したければ、当日する)


この過程を通して、後期から後輩たちに、自分の研究に直結した論文を読む込めるだけの下地を作ってもらうことが狙いです。
当然私としても、この時期に再度最重要論文を読み返す意義は大きいし、後輩に何を聞かれても答えられるように
準備をするのはそれはそれで大変なことです。参加者全員に適度な負荷をかけ、ニーズとメリットがちょうど合わさるところで落とし込む。
まずはやってみて、うまくいかなければ適宜修正しようと思います。善は急げ。いい夏休みが過ごせればいいなと思います。