第一回リア充勉強会

初回が諸事情によって延期になってしまいましたが、
今日から夏休み企画の「リア充勉強会」がスタートしました。
初回から2回分ということで、予定時間は2時間半でしたが、
結果議論が白熱して3時間半という長丁場になってしまいました。
でも、楽しい時間で個人的にはあっという間でした。


前半は、「本勉強会の目的」の確認と、「各研究テーマのタイトル・背景・目的」の確認でした。


「目的」は、各自がいろいろ思うところを自由に書いてもらいました。ただ、唯一感じて指摘したのは、
「もっと具体的な目標にしょう」ということでした。言葉が曖昧なため、あまりにも漠然とした目的だったり、
目標の達成をどう判断したら良いかの見通しが立っていない感じがしたので、
そこだけは口を挟ませてもらいました。次回以降も、この目標は常に勉強会中は表示して
すすめることにしました。(人間は忘れやすいので、大切な言葉は常に見える形にすべきというのを相方から教わりました)。

「各研究テーマのタイトル・背景・目的」ですが、私の受けた印象は「漠然としたイメージはあるものの、それが消化しきれていないので
納得のいく説明(背景の組立)になっていない」と感じました。なんとなく使っている言葉が多い。私も偉そうなこと
言える立場じゃありませんが、人が書く文章を見ていると、そう感じました。とりあえす言ったことは、
まずはテーマを洗練さた数少ない言葉に集約する努力をすること。その上で、残ったその単語を強く補足して、
相手に研究の必要性を説くように、背景のストーリーを組み立てようということでした。
そして、人を説得するのに一番大切なことは、どういう問題が起こっていて(ニーズがあって)、それに対して、どこまでがわかっていて
どこからがわかっていないを、まずはしっかりと自分が理解しようということでした(自分が分かっていないと人に説明できない)。


話し合いの結果、勉強会の途中に、もう一度確認時期をはさんで、最後にもう一度確認する3段構えにすることにしました。



後半は、論文勉強会でした。さすがに3人だと質問を事前に練っておかないと勉強会として成り立たないので、
各自が一生懸命考えてきてくれました。基本は、図表を中心に、質問者が質問をして、それに対する考えを
各自が答える形式をとりました。私が口を出しすぎると良くないと思ったので、なるべく口出ししないように
進行しました。でも、どうしてもわかっていて欲しいことなどは、私もわかる範囲で補足説明をするようにしました。
やっぱり、説明するとわかった気になっているなって気づかされます。また、説明しながら自分の頭が整理される感覚も得られました。


皆の利益が相重なって、リアルに充実した夏休みにしたいと思います。