フリーター≠ドクター

後輩が「有川浩」の作品がすごくいいですよ!って
すごく勧めてくるので、試しに店頭に並んでいた本を読んでみることにしました。

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

フリーター、家を買う。 (幻冬舎文庫)

率直な感想として、なんだか主人公が自分のように思えてきました(苦笑)
タイトルのごとく、最初に勤めた会社が長続きしないでグータラなフリーター生活をおくる主人公が
母親の鬱病を気に、己の幼稚さ、未熟さ、甘さに気づき、人間として飛躍的に成長していく姿が清々しく描かれています。


私はフリーターではありませんが、いい年して親のスネをかじっているところとか、まざまざと描かれると私もどうにも胸が痛い(苦笑)
そのうえ第二の勤め先が土木会社だったりというところに、なんだかすごく親近感を覚えてしまいました。

自分的にはそこまでハマりきれなかった。でも他にも、いろいろ有名どころの作品
図書館戦争阪急電車等)があるみたいなんで、読んでみたいと思います。