三匹のおっさん

有川浩作品に注目するようになって、
前から読みたいなぁと思っていてやっと読むことができました。
タイトルと挿絵からして、面白そうな雰囲気がプンプンしています（笑）

三匹のおっさん (文春文庫)

理屈抜きに面白かったです。今まで読んだ有川作品で一番好きかも。
どんどん読み進められる。次の展開が気になる。

簡単に言うと、定年を迎え、頑なにジイさん化を認めない、おっさんたちが
結託して地元の秩序を正していくというお話です。
現代の若者や世の中に不満を抱き、活動していたおっさんたちが、
いつの間にやら、おっさんたちが変わり成長している・・・なんてことも。
理屈抜きに心に訴えかけてくる、こういった作品は私のタイプです。

ぜひ、時間のある週末とか、一気に読んでみることをお勧めします。