エクセルの活用

毎月送られてくる学会誌。昔は、殆ど興味がなくて記事にも目が留まらなかったが、
最近は以前よりは気になる記事というものが増えてきた。背景となる知識あ経験が増えてきたからだろうなと思う。
そんな中、ここ数カ月、コンクリート工学という雑誌に、いいなと思っている記事がある。
表計算ソフト(エクセル)を用いた、コンクリート工学の基礎的情報の活用である。


要は、ある目的(たとえば、コンクリートの圧縮強度の発現とか、鉄筋の腐食発生時期、積算温度の算定、空隙構造の経時変化、
コンクリート断面内の収縮揚力の分布、梁部材の断面内のひずみ分布等を知りたい!)に対して、
現状の設計(経験式)だと、どの程度に値になると言ったことを、値を入れるだけでパパっと
確認できるようにするという代物。こういったエクセルシートを何枚か持っておくと、結構便利。
シートを作る過程で、既往の設計式や式導出の背景なども学べる。



学生の時間がある今のうちに、こういうストックを増やしておきたいなと思う。