東京コンクリート診断士会見学会


ひょんなことから、入会することに、
あれよあれよという間に視察旅行に随行することになりました。
様々な業種から、経験豊富な技術者たちが集まり、
非常に貴重な体験をさせてもらいました。
普段の大学のつながりとは全く違う人たちと出会えたこの2日間は、
非常に私に大きいなインパクトを与えてくれました。


コンクリート診断士という資格保有者で構成されている団体。
一つコンクリートにひび割れがあると、とたんに議論になる。その経験値はすごいなと圧巻でした。
年配の人も多いからか、いろいろな経験談や、業界団も歓談で聞かせてもらいました。
こうした新たな人とのつながり、広がりが持てたのは、非常に意味が大きかったと感じました。



コンクリートだけでなく、様々な構造物や実験施設、公共施設を見学させてもらいました。
施設でインパクトが強かったのは、やはり中部電力浜岡原発(現在完全停止でメンテ中)。
何重もの津波対策を丁寧に説明してもらい、実際に原子炉建屋内に入り、
実物の原子炉を初めて見せてもらいました。また、津波用の防波壁も圧巻でした。
あとは、実物大の試験体(実橋梁)を載荷できる、日本最大の試験機器類を見れたのも
研究者として貴重な経験でした。


又機会があれば、顔を出したいなと思いました。

浜岡原発の防波壁と建屋

施工技術総合研究所の輪荷重走行試験機