ディスカッション


今日は夕飯後に、研究チームの後輩と、出てきた結果について議論し、今後の展開について話をした。
後輩の結果なので、私は自分で手を動かしていない。だから大枠でのアドバイスはできても細部まで分かっていない事が多い。
後輩は、自分がやったことなので、細部は良くわかっている。だから、聞けば有益な情報を返してくれる。
私としても後輩よりも数年勉強しているわけで、ヒントとなりそうな知っている情報をインプットすることができる。
やはり、ある段階で結果に対して面と向かって議論することに、それなりの意味がある。


それ以上に(私にとって)重要だと思ったのは、「なんでだろう」と一緒になって考えることで、非常に頭が精査されることだ。
2人で話し合えば自分の考えを相手に説明する過程が生じる。このときに、一人で考えている時以上に、
「自分の中で論旨に矛盾が生じていないか」ということに非常に敏感になる。いい意味で客観的になれる。
何となくでは相手は納得しないから、それこそ脳味噌をフル回転させて相手を説得しようとする。
この過程が、すごく大事だなと思った。本当はそれを一人でできればいいのだろうけど。。。
まずはこうやって鍛えることが先決。


後輩と別れてからも、一人帰路の電車の中で、あーでもない、こーでもないと、いろいろ考えながら帰った。
深く考えることで、いろいろとアイデアも出てきた。本実験が始まり結果が出始める時期だからこそ、
もっともっと考えるべき時期に差し掛かっているような気がする。