研究に取り組む姿勢

今日は久しぶりのゼミ発表。予備実験の結果を載せたかったので
結局資料作り開始が遅くなってしまい、徹夜での突貫工事の資料になってしまった。
ポストゼミを企画した者として、下手な物は作れないなというプレッシャーも
個人的には感じていたのだが、果たして後輩たちがどう感じたか・・・定かではない。


プレゼンもそうだが、内容もやっぱりまだまだ。
実験の意義や特徴を聴衆に十二分に伝えられていないという指摘を受けた。
伝えられていないということは、私が真に納得できていないということなのだろう。この期に及んでまだその状態かと
自分で自分に呆れてしまう。さらに、質疑に対して、十二分な回答ができていない。
私の後、本日の発表者で同じドクターの留学生が、質疑の受け答えについて強い口調で指導を受けていた。
最終発表は英語ではファイナルディフェンス。人にどうこう言われたからってあっさり自分の考えを変えたり、非を認めてはいけない。
しっかりと自分の考えを伝え、納得してもらうように努めなければいけない。自分も、ここは大きく足りない。


以前メールで打診していた某博士論文の実験条件関して、
夜になって、某会社の研究所の方(筆者)と電話することができた。
非常に綿密に計画し、深く考え、丁寧に実験をしたということが痛いほど伝わってきた。
今の私には、ここまでの思慮深さも、丁寧さも持ち合わせていない。
一昨年新潟の某会社に行った時も思ったが、実験へのこだわり、精度が大学とはまるで違う。
これでは信頼に足らないと言われても仕方ないと思った。


知識や経験値に歴然とした差はあるが、それでもできることは確実に、隅々まで配慮する。
そのくらいのことは、しっかりやらないといけない。自分は本当にできていないことが多い。
こんなはずではなかったのにと、当初の理想からとは、えらいかけ離れている。
千里の道も一歩からと思って、明日から新たに頑張るしかない。