冬合宿

今年もこの日が来た。毎年この日が来ると1年あっという間だったなと思う。
場所は例年通り、油壺にある観潮荘であった。


冬合宿は例年M2とB4全員がそれぞれの到達度でゼミ発表を行う。
今年は、初の試みとして、研究室の卒業生の方にも声をかけて公開ゼミの形式をとった。
結論からすると、いい緊張感で、また現役の社会人のアドバイスはまた違った視点があり、
良かったなと思った。良かったことは、次回以降も続けたい。



飲み会の席では、全体の感想を求められたので、その趣旨で話をしたが、ここでは私個人の感想を残しておきたい。
私個人としては、課題や悔いが多く残る冬合宿になってしまったなというのが率直な感想。
今回は発表が課されていない状況だったことや、自分の立場を考えてみても、積極的にアドバイスを言うべきだ思っていた。
しかし実際蓋を開けてみたら、目上の方たちへの遠慮や時間の制約やらといったことを言い訳に、
あまり良いアドバイスや有意義な議論を引き出すことができなかった。



加えて、自分が見ている後輩学生の研究の進捗状況が、他の学生よりも明らかに遅いことは明白だった。
理由は1つではないだろうが、私の指導力不足、そもそもの力量不足という側面は否めない。
自分も学ばせてもらっている立場なわけで、彼らを指導していく過程で成長すればよいわけだが、
そんな事情は彼らにとっては一切関係はなく、素直に申し訳ないと思う。



今晩くらいは、何もかも忘れて、リラックス。なかなかそう割り切れない自分も直したい。