責任ある立場での成長力


今日は、神楽坂の某所でシンポジウムに参加してきた。
生まれて初めて神楽坂なるものを見た。なかなか活気があってよい街並みにだなぁと思った。
一歩裏通りに入ると料亭やら小洒落た店が多く、なかなか散策のし甲斐がありそう。


招待講演で、この業界では有名なスイス人のT博士の講演が行われ、
そのあと3件日本の先生方(うち一人は指導教員)の発表(英語)もあった。
T博士は、一方的には知っていたものの、ちゃんと話をしたのは昨年の4月のオランダだった。
あのとき、最初の数日間は大学から私一人しか会合に参加していなかったので、必然的に代表みたいな感じになっていた。
初めてのヨーロッパの委員会活動への参加。別に何をしたわけでもないが、そこは割り切って色々な人とコミュニケーションを
積極的に取った。その甲斐あってか、今回の講演の後、たまたま私の横を通った時に、声をかけてくれた。
本来であれば、私から挨拶に行くべき立場であろうが、そこは気さくなT博士。顔を覚えてくれているのが嬉しかった。


発表の内容を聞いていて、非常に実務を意識された研究スタイルで好感が持てた。
実験のやりかたも、質と量を両方兼ね備えたパラメータを組んでいるなぁと思った。
プレゼンも端的で分かりやすい。ネイティブじゃない人間は、こういうプレゼンをすべきだという見本のように感じた。
盗みたいところが多い人だなぁと感じた。


早く、1研究者として、しっかり話ができるようになりたい!