我慢・アウトプット

我慢の時期である。特にこの5月は辛抱強く自分のことに注力しなければいけない。
具体的にはアウトプットを意識して過ごしたい。


5月に入り、様々な内外向けのイベントごとが増えてきた。
情報がメール等で飛び交い、積極的な参加が促される中、自分としては必要最低限のことのみへの参加にとどめようと努めている。
例年であれば、この時期は視野を広げるため、もしくは基礎体力をつけるため、いろいろと新しいことに参画したり、
自ら企画して何かを運営するということに費やしたい時期ではあるのだが、今年は意識的に自制している。
自分の一つの長所を殺しているので、実に歯痒いのだが致し方ない。その代わり、しっかりと今すぐ自分に必要な肥やしとなる
別のことに注力しないといけない。


そんな中、今日、指導教員との打ち合わせがあった。話をしていて改めて痛感したのは、情報の整理整頓の下手さである。
何かを聞かれた時に、自分が以前考えたことや見聞したことが、あらゆる引き出しに無造作にしまわれており、
うまく情報を引き出すことができないので論理的に説明できていない。もしくは、引き出す順番が良くない。
この時期にそのようなことを言っているのは、明らかにまずいが、事実なので仕方ない。
良くも悪くも、ここまでの3年弱、真面目に幅広くインプットを増やす意識が強くて
アウトプットは成果が出たらでいいという、消極的な考えに陥っていたなと今は感じている。
オランダに居た時は、自分の存在意義を示すために、是が非でも1年で形をつけて、
何かを残さないといけないという意識がものすごく強かったので、両者が良いバランスだったように今は感じている。


それはやはりアウトプット不足が原因だと思う。前から言われていたことではあるが、
いろいろ検討してはいるものの、研究を食い散らかしている傾向にある。
何かにつけてアウトプットする意識を持たないといけない。


今年度のM1のゼミ発表を見ていても、ウチの学生と他大から来た学生を比較していて、ウチの学生は質疑応答がうまくない。
学生の質ということではなく、明らかにアウトプット不足が原因だと考えられる。学生間での研究に関する対話や投稿論文等への意識の差など。
自分も決して例外ではない。


ゼミ発表・同じ研究テーマの後輩への指導・指導教員との打ち合わせ。大きく分けてこの3つか。
他にも今までだと投稿論文や助成金等への応募に伴う書くと言う作業がそれに当たるが、
こちらは手間と労力が前の3つに比べると大きくかかるし、時期がら無いので仕方がない。
さっそく来週が自分のゼミ発表の番である。研究室生活の中では一番のアウトプットの場である。
自分の中で何度も反芻して、準備をしっかりして本番に臨みたいと思う。


12月修了するには、6月末がその申請時期となる。
この5月の過ごし方いかんで、今後の振れ幅は大きいと思っている。
良い5月を過ごさないと。。。