現場見学会

大学から徒歩圏内で、都市土木のビックプロジェクトが行われている。
今日はその現場見学会に参加してきた。以下の地図のように相鉄とJR線、東横線をつなげることで、
横浜郊外の人たちが、横浜を通らずに都心に行けるようになる。
これができると、私は大宮から湘南新宿ラインにのり、ダイレクトに大学の最寄り駅(羽沢駅)までくることができる。
(まぁ、そのころにはさすがに実家は出ているでしょうが・・・苦笑)

今日は、羽沢〜西谷新線の始点側となる「羽沢駅の新設工事」と、始まったばかりの「シールドマシーンによるトンネル工事」を見てきた。


まずは事業概要を説明してもらった。シールドに使う覆工コンクリートはセグメントではなく、
場所打ちのコンクリートなんだそうだ。コンクリートを打込んで、10数枚の内型枠を順次取り外し使いまわしながら前進していくらしい。
国内3例目だそうだ。面白い!

シールドマシーンの後方にある機械類。
工事スペースが狭いので、掘削する前の準備期間が非常にかかるらしい。
進み始めたら早いそうだが、今はまだ数十メーターしか掘り始めていなかった。


開削で掘られた坑口を上から見るとこんな感じ。
全体をプレハブで覆って防音対策をしている。つい昨日まで、上から大型のクレーンで重機を下ろしていたらしい。
コンクリートの打重ねの模様もきれいに見える。

ダムの現場や、吹付の現場等でよく見るバッチャープラント。
覆工だから、早強セメントが用いらられているそうだ。特殊な配合なので、地場の生コン工場には頼めないんだそうだ。

写真奥が日吉方面。すぐ横にJR貨物の駅がある。
貨物列車は乗客の乗る列車と違って24時間運航しているので、付近を工事する場合時間が非常に限られるらしい。
開業は平成18年の予定だ。


やっぱり、現場見学会は楽しいですね。本で読んだだけではやっぱり分かりません。
勉強になりました。