楽しすぎる一日


今日ほど幸せをかみしめた一日はなかなかないのではないか。
非常に充実した一日を過ごさせてもらいました。


午前中は、T大に出向いてI教授に副査説明を行ってきました。
うちの大学にはないシステムなのですが、非常に良いなと今回思いました。
うちの大学にある予備審査会は30分発表、30分質疑応答ですが、
7人も先生がいると、十二分に貴重なご意見をいただくのが難しい。
今日はタイマンで約2時間、本当に内容を深く理解してもらった上で、
いろいろと質問されて、受け答えて、自分の弱いところ、研究の弱いところを
直接指摘してもらえてよい時間になりました。とにかく、名前負けとかいう、つまらないことで
時間を無駄にしないようにと思って向かいました。
実際に、自分で考えたこと(指導教員には相談していない内容)も紹介させてもらい、
それなりに評価してもらえたのでうれしかった。明日から合宿なので、頭がホットなうちに、
以下にメモ書きしておこうと思います。技術的な話は割愛して、
私の研究者としての姿勢の根幹の課題の指摘のみです。
興味ない人は読み飛ばしてください。


1.どこまでが事実で、どこまでが推察をしっかり意識して話す。
(→おそらく、このことが、わかりやすい発表につながり、その先には、自分の将来の研究の枝葉を明確に意識するっことにつながるということがおっしゃりたかったのだと思う)
2.研究のストーリー(背骨)を通して、それに関係ないところは思い切ってカットするくらいの勇気が必要。その時間で、論理の飛躍のない根拠を明確に示した説明を心がける。
(→いろいろ考えて、考察をしてきたのだが、それが聴衆に伝わっていない。おそらくはまだ自分の中で情報が発散しているから。結局は研究の肝を知りたいだけ。そこを解決しないといい発表にはならない)
3.ドクターは別名(ホントは少し違うが。。。)Ph.D.=Doctor of Philosophy。要は自分の研究に対してフィロソフィーを語れて博士なんです。


お昼ご飯を食べる暇なく、大学にとんぼ返り。午後から指導教員主催のシンポジウムに参加しました。
指導教員の話をだいたい、わかっていましたが、JRのKさんの話はすごかった。
わからないことは、自分たちでどんどん探求していくあの姿勢に感嘆しました。
研究者たるものの正しい姿勢を改めて、見せつけられた気がします。


そして、何よりも懇親会,横浜での2次会、帰り道での3次会が濃厚だった。
日々の何十倍も濃い時間でした。人脈もまた広がったし、指導教員の考え方の源流のようなものも
改めて強烈にインプットさせてもらいました。まだまだ物足りないでしょうが、
意見を言えるタイミングでは言わせてももらいました。
あとは、自分でもわかってはいますが、もっと「適当」にならないといけないなとは思っています。
まじめすぎる。それは十二分に自分でもわかっている。いいことなんだけど、よくない側面もある。
「適当、いい塩梅」。なかなか性格なので、変えるのは難しいですが、意識していこうとは改めて思いました。
(そういうことを書くこと自体真面目なんですよね(苦笑))



明日から、研究室合宿。その続きで、香川県を探索してくる予定です。
しばらく、ブログの更新が途絶えるかとは思いますが、またその報告をお楽しみに!
明日の朝、寝坊しませんように。。。(笑)