責任感

今の私に必要な要素。それはこれだと思います。


今日は、研究室の送別会でした。
ドクター同期であるD3の留学生と指導教員の送別会。
和やかなよい雰囲気の送別会でした。
一つの大きな区切りの日でした。


ただ、申し訳ないですが、もっと印象深かったのは、そのあとの横浜での飲み会でした。
私と、指導教員、あとM1の二人を加えた4人で1時間半ほど、駅前の立ち飲み屋で語らいました。
誰もかれも、年齢や立場関係なく自らの考えを主張する人たちだったので、非常に充実した飲み会でした。


M1の彼らが述べる”考え”や”悩み”などは、私がついこの前通ってきた道なので、痛いほどよくわかる。
指導教員がいうことも、今の私のベースなので、非常に納得して聞ける。
M1〜私〜指導教員の流れ。そうすると、おのずと私が近々に直面する課題もよくわかってきます。
ドクターを終わること、それはやはり社会人として「責任ある立場に置かれる」ということでしょう。


これまで、強力な後ろ盾があって、ここまで成長させてもらいました。
この環境を最大限に生かすべく、日々生活してきました。
でも、ここから先は、ある程度放置され、
責任感を持って行動しないと、成長できない領域に差し掛かっているなと
近頃あらゆる場面で感じます。
そういう意味で、これから1年指導教員が海外にいくというのは、
その導入としてよい機会なんだろうなと思います。


やることや考え方がこれまでと大きく変わるわけではありません。
責任感を持って行動するということが、己の「長所」を飛躍的に伸ばす
唯一無二の手段なのだと思います。
言うのは簡単ですが、実際に行動に移すのは大変で、
理想と現実の差に、戸惑いを覚える時があるはずです。


これまでのように1学生として後輩と接するのとは違い、
ときに「煙たがられる存在になる」ことも必要でしょう。
私の性格上、事を穏便にやりすごそうというところがあるので、
うまくバランスをとって、真を貫くところは貫かないとなと思います。
肝さえつかんでいれば、きっとわかってくれるはずです。


結果は、1年後はっきり見えるはずです。
無駄のない1年を過ごさないとね。