現状

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今日は誉めました。

月曜日朝一番のラボミーティング(顔合わせと連絡事項等の通達)に始まり、
H先生の指導学生を集めての隔週での顔合わせ、そのあと他の研究グループの
ディスカッションに参加して、午後は自分の直下の後輩の研究指導。
後輩学生の数件の相談に乗り、夕方からは、手つかずになっていた投稿論文を書き進め、
夜は日中進めていた数値解析の処理と次の解析準備で終了。
月曜日は何かと最近盛りだくさんになりますが、すべてが私のいい勉強になっています。


最近少し感じ始めているのが、H先生が研究室を去って(たまに帰ってきますが)、
少しずつ学生の間に、例年にない積極性が生じていること。
特に今朝のラボミーティングは、工夫して少しでも有効な時間にしようと
担当学生が頑張ってくれているのが伝わってきました。
まるで、自分にまかされた任務を楽しむかのように。あの場にいた誰もがそう思ったはずです。
課題もありますが、それでも素晴らしいと素直に思ったので、彼らを心からほめました。
研究ディスカッションもそう。普段いろいろと話をしている彼らですが、
今日の場をうまく生かして、頭の中が整理されていく過程が、私の中でも明確に感じ取れました。
実際、参加していた学生も感じ取れていたようです。この波を、どんどん波及させていきたい。


いいと思ったことは、心からほめる。一切の曇りなくほめる。
自分は、ぜひほめ上手な人間になりたいな。そう思いました。


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打って変わって、ここからは自分の課題。特に研究面。
返された投稿論文を見ていて、感じたのは、やっぱりまだまだ論理展開していく能力が弱いこと。
きちっと理詰めしていく能力が弱いともいえる。研究者としてどうかと思うが、
そう思うから仕方ない。論理展開能力が弱いということは、それだけ新たに研究を展開していく
能力も弱いということと同義だと思う。感覚的(もしくはわかった気になって)に文章を書いているように見える。
普段から、一歩一歩踏み固めていく意識をもって研究や文章執筆に取り組まないといい研究は絶対できない。この仕上げの時期を生かさないと。

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先に書いた文章と、あとに書いた文章。表裏一体のことを書いている気がする。
自分の特徴の長所と短所が出ている感じ。うまくコントロールできるようになりたい。